Powered by
Movable Type 2.64
September 01, 2004
お知らせ&探し物

このページ、ずっと更新してませんでしたが中途半端なのでとりあえず休止、ということを宣言しておきます。
…流行り廃りに関係なく好きなものをここに載せようと思っていたんですが、トップページで事足りるようになってしまった上、映画の感想なんかも映画ページに書くようになってしまったのですっかり更新する機会がなくなってしまったというわけです。なので、なにか別の使い方でも思いついたりするまでは更新停止ということにします。見ていてくれた方、ありがとうございました。

せっかくなのでこの機会に、かれこれもう20年近く探しているけどまったく詳細がつかめないアニメについて教えてメモをします。
偶然にもここを覗いてくれた方で、これ知ってるよ!って方、ぜひぜひコチラ(すいません、リンク切りました)までお知らせくださいませ。お願いします!!!

その探してるアニメとは、生物の進化の様子をシームレスな映像で表現したもの。黒地に白いシンプルな線で、原生動物(画像上みたいな感じ)がプランクトンみたいになり、魚になり、陸に上がってハ虫類になり(画像中)、恐竜になり猿になり、最後にはヒトになる(画像下)様子を描いたもの。モーフィングCGのはしりみたいな映像だったかと思います。

約2,3分の映像で、ヴィヴァルディみたいなバロックぽい音楽がバックに流れています。Fatboy Slimの「Right Here, Right Now」のビデオの内容的にかなり似ています。20年ほど前のニュース番組内での特殊映像を特集した企画で、イームズの「Powers Of Ten」(これも詳細わかるまでずいぶんかかった…)なんかといっしょに流していて一目惚れしたんですが、それっきりです。上野の国立科学博物館の恐竜コーナーでも流れていたような記憶があるんですが、最近行ったときにはありませんでした。

これのことじゃないのか?って思った方、ぜひぜひご一報を!!!よろしくお願いします。

※Ishu Patelの「Bead Game」では?という意見をいただきました。ありがとうございます!!!
こちら(左の「Film Clip」から観られます)
すごく雰囲気似てるんですが、違ってました。でもこれもすごいスキです。

May 31, 2004
銀河ヒッチハイクガイド

モンティパイソンのスタッフでもあったというダグラス・アダムスのSF小説「The Hitchhiker's Guide to the Galaxy」シリーズは、もともとBBCのラジオドラマがヒットしたことで展開されたものだそうで、イギリスはもちろん、日本でもSFファンのあいだでは有名な作品とのこと。日本では風見潤氏の訳で3冊「銀河ヒッチハイクガイド」「宇宙の果てのレストラン」「宇宙クリケット大戦争」が発売されてますが、原書ではさらに2作、続編があるとか。ただ、話は3作でいちおう区切りはついてます。

そんな有名な本ですがボクは、奇抜なMVやCMを作るHammer & Tongsが監督して映画化されるというので初めて知って読んでみたクチです(…ちなみにいろんなサイトに、絶版でなかなか手に入らないってあったんですが、古書サイトで検索したら3冊とも定価より安く売ってたのであっさり入手。たまたまだったのだろうか)。ちなみにRadioheadの「Paranoid Android」はこの物語に登場する鬱気味のロボット マーヴィン(Marvin The Paranoid Android)からとられたものだとか。

モンティパイソンの人だけあって、シュールなコメディ要素の強いタッチでおもしろかった。今読んでみても奇抜な発想と展開が次々におこるので、これをHammer & Tongsが映像化するとなるとだいぶ期待が高まります。

冒頭から地球が破壊されるんですが、宇宙空間バイパスを作る軌道上にあったからなんて理由、しかも立ち退き警告はとっくに出てたなんて話(遠くの惑星の片隅に貼られてたとか)。実はネズミが… 実は地球が… なんてかなり皮肉っぽいジョーク満載でした。個人的には、1作目だけのほうが楽しめたかもしれない。2,3作目は、宇宙の究極の問いを解き明かしてたりする大胆な展開ではあるけど、基本的には1作目の要素を使って話を広げている内容で、バック・トゥ・ザ・フューチャーの1作目と2,3作目の関係に似た印象でした。

映画の公式ページ
Hammer & Tongsのページ
ダグラス・アダムスのページ
→映画化情報はじめ、ダグラス・アダムスに関してこちらが詳しかったです

May 07, 2004
Man With a Movie Camera

「Man With a Movie Camera」は、ゴダールが自分のグループ名にも名称を使ったソビエトの記録映画作家ジガ・ヴェルトフが1929年に撮ったドキュメンタリーとのこと。無声映画とは言え、実験的でいてテンポよく編集された映像が今観ても素晴らしい。そんな映像に音楽をつける試みは何度かされているそうで、今回ボクが手に入れたのは、昨年友人のオススメで気になってたCinematic Orchestraのバージョン。

静と動のバランスが気持ちいい音楽が付くことで映像がより引き立てられている印象です。画面分割やリズミカルな繰り返し、スローやコマ落としも効果的に使われている上、コマ撮りアニメまであってビックリ。あまりにも音楽にシンクロしているので、曲に合わせて再編集しているのか?とも思ったんですが、もしそのままだとしたら70年以上も前にこんな編集を施したヴェルトフは驚異的としか思えない。もちろん、こんな曲を紡ぎだしたCinematic Orchestraもホントにすごい。

…実はこのDVDの存在を知ったとき、国外リージョンコード対応のプレイヤー持ってなくて、プレイヤー手に入れたときには今度はソフトがどこも品切れで、やっと手に入れた感じです。…でもリージョンフリーでした。

April 11, 2004
daedelus「of Snowdonia」

最近はビデオクリップが気に入ってしまってそこから聴くようになるアーティストが多いのですが、このdaedelus(デイデラスと読むらしい)もまさにそのパターンで、「videos.antville.org」で見かけた「Something Bells」がよくて、他の曲も試聴してみてよかったのでアルバムを手に入れました。ちなみにこの曲のビデオはBen Barnesってイギリスの舞台芸術を手掛けている人が監督(まだ詳細よく知らないんですが)。
(→04/02/24のwhat's upより)。

アコースティックな音源をふんだんに使ったブレイクビーツって感じで、最近聴いてるのはこういう雰囲気のものが多かったりするんですが、そんな中でも特にこのアルバムはスキです。

March 25, 2004
Zoom/Re-Zoom

ハンガリー出身の絵本作家イシュトバン・バンニャイ(Istvan Banyai)の95年の「Zoom」とその続編「Re-Zoom」はどちらも文字のない絵本。

ページをめくると前のページの風景を少し離れたところから眺めた風景になる。つまり画面がズームアウトしていく。すると、前には見えなかった景色が見えてくる。にわとりを眺めている子供たちの絵の次には彼らがいる農家の全景になり、その次にはその農家は実は女の子が眺めてる模型になってる。それがさらに次のページでは、農家の模型を眺める女の子の写真が表紙の雑誌を持って昼寝してる少年の絵になる。こんなのの繰り返しです。単純でわかりやすくておもしろい、子供から大人まで楽しめる。こういうモノにボクは弱いです。

もともと発売当時から話題の有名なもののようなんですがボクが知ったのはつい最近です。なんで目についたかというと、Royksoppのすごくすきなビデオ「Eple」に雰囲気が似てると思ったからだったり(→こちらでビデオ観られます)。Royksoppのほうはひょっとしたらもっと明確な元ネタがあるのかもしれないけど、まあこういう一歩ひいたら違う景色が見える、というものはそれこそさかのぼればイームズの「Powers of Ten」にたどりついてしまうのかもしれません。

ついで、以前のwhat's upでも紹介した「POLAPOLAPOLA…」というサイトの、あるポラ写真を次はそれが写るようにしてどんどん撮っていくという入れ子というかメタ的というかそういう手法もなんとなく同じ雰囲気のおもしろさが漂っててスキだったろします。